ランディングページを作るのには何か特殊な資格が必要なんだろうか?
と疑問に思う方もいるようですが、結論から言うとLP制作に資格は必要ありません。
誰でも作る事が出来るので、安心してLP制作のスキルを身に着けていけばよいと思います。
しかし、必要とまでは言わないまでも「抑えておきたい知識」「持っていたら便利な資格」「準備しておきたいもの」はあるので、今回は解説していきます。
抑えておきたい知識:法律関連の知識
法律と聞いたら「うわぁ…無理…」と感じてしまう方もいると思いますが、ランディングページのセールスコピーであったり、オファーのかけ方などが自分の気づかないうちに「法律にひっかかっている」というケースもあります。
筆者は業務上「スキンケア用品」だったり「健康食品・サプリメント・機能性表示食品」などを取り扱う事が多いです。
こういった性質の商品の場合は「薬機法(旧薬事法)」の関係で「効果・効能を謳う事は出来ません」。
(機能性表示食品・指定医薬部外品などの場合は、販売者の責任の元、認められた範囲内で効果を謳う事が可能です)
なので、ランディングページを制作する際は「薬機法」に抵触しないように作る事を心がけています。
また、景表法などもしっかり押さえておかないと優良誤認などになってしまう恐れがあります。
何も考えずにランディングページを作ったら、後々大変な事になるかも知れませんので最低限でも自分が取り扱う製品・サービス周りの法律は頭に入れておいた方が良いでしょう。
(年々、広告の表記に関する事は厳しくなっているので知識をアップデートしておく事が必要です)
持っていたら便利な資格:デザイン関係の資格
筆者の場合、真っ当な方法でWebデザインの仕事に携わったわけではありません。
たまたま当時在籍していた会社での人事的な欠員のタイミングなどが重なって、LP制作・マーケティングを行う部署へ異動となりました。
なので、自分自身がいわゆるWebデザイナー・マーケターを希望したわけではないので、真っ当なスキルを備えていたわけでも、デザインに関する資格を有していたわけではありません。
しかし、先輩の専任デザイナー方の話を聞いた時に色々資格をもっていた事に驚きました。
・色彩検定2級
・illustratorクリエイター能力認定試験
・Photoshopクリエイター能力認定試験
勿論、資格を持っているからといって「仕事に直結する」わけではありません。
特に、ランディングページは「デザイン的な要素」よりも「ライティングの要素」の比重が高い
しかしストレートにWebデザイナーを目指しているのであれば「最低限のスキル・知識の証明」にもなるので資格を取っておいてもよいでしょう。
準備しておきたいもの:ポートフォリオ・制作物
ランディングページだけではなく、デザインの業務に携わりたいのであれば「資格」や「ノウハウ」よりもなにより「ポートフォリオ」が重要となります。
ポートフォリオも持たず、WEB関係の仕事を探しても「君、何しに来たの?」と言われてしまいます。
これは就職に限らず、フリーランスで仕事を受ける場合でも「仕事としての実績が無い場合」はこのポートフォリオや過去に制作したものでアピールをしていくほかに方法がありません。
しっかりとアピールできるようなポートフォリオや制作物を作っておきましょう。
私が面接官としてデザイナーの方の面接をした際は「10~20作品」程度持ってきている方が多かったです。
経験者が転職を行う場合は「自分の仕事の実績」を重視されます。
しかし未経験の方がWeb制作・デザイン関係の面接や、フリーランスとして仕事を請け負う場合は「ポートフォリオ」が最重要となってきますのでしっかり準備をしておきましょう。
実務を通じてスキルを高めていけるから大丈夫!
ここまで、ランディングページを作る仕事に就くまでの準備段階の話となってしまいましたが、基本的に実務を通じて必要なスキルやノウハウは身についていきます。
なのでスキル・技術的な面において「ランディングページを作る」という点においては資格などは不要というわけです。
ですが、ある程度作れるようになったら「広告の表記に関する部分」であったりは避けては通れない所だったりします。
そしてポートフォリオを持っていようが、資格を持っていようが「ランディングページ」の目的は「成果を出す」という1点のみです。
しっかりと仮説と検証を繰り返して、自分自身で「成果の出せるランディングページ」を作れるようになりましょうね!
資格取得なら専門学校、実践思考ならオンラインスクール
まずはしっかりと資格などを取得して、段階的にWebデザイナー、そしてランディングページを作れるようになりたい!という方は「資格取得を重視する傾向にある専門学校」などで学ぶと良いでしょう。
しかし、ここ数年でWebスキルを学ぶ為の方法としてオンラインスクールが人気を集めています。
以前はオンラインスクールも「制作するスキルを身に着ける」目的のものが多かったです。
近年はより「実践的なノウハウ」を学ぶ事ができるスクールが増えてきました。
特にLP制作において大切になるのは「しっかりと成果を出す事ランディングページを作る」という事です。
どんなに美しくかっこいいデザインを作れたとしても、結局成果が出なければ意味がないからです。
そういった意味でも当サイトがオススメしているのは「Web食いオンラインスクール」と「Cucua」です。
この二つのスクールはLP制作を学ぶというだけではなく、「成果を出すための本質的な点」を教えてくれるスクールです。
LP制作を学ぶ為にオススメなスクールも紹介していますので、ぜひ下記の記事もご覧下さいね。
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