自社のサービスや商品を売り込む為には必要不可欠だともいえるランディングページ。
ランディングページは「セールス」を行う事を目的としているので、単体ではその役割を全うする事は出来ません。
今回はランディングページをフル活用する為に必要な「集客方法」をいくつか紹介します。
ランディングページは「セールス」を行うツール
冒頭でも触れた通り、ランディングページ自体はユーザーに対してセールスを行う目的で作られるものです。
残念ながらランディングページ単体ではその力を発揮するのは不可能とも言えます。
購入意欲が高い「見込み客」を集客することで、初めてランディングページは役立つのです。
通販・ネットショップを始めたばかりの人が陥りがちな罠もこの部分にあるとも考えられます。
よく通販やD2C系のコンサルタントが「クオリティの高いLPを作れば通販は成功確率が高い」と謳うケースがあります。
これは、間違ってはいませんが個人的な意見としては「現実的ではない」と感じています。
とくにスタートアップ企業や個人でネット通販をスタートしたばかりの人は「予算に限界がある」のが現実です。
クオリティの高いランディングページを求めるのであれば、最低でも50~60万円の予算は必要となります。
ですが、ランディングページはあくまでセールスを行う為のもの。
見込み客から見られないランディングページは「ただの画像の連なり」です。
集客自体は別途対策をしていく必要がある為、予算の限りのある初期の段階でランディングページに大事な予算を使うのは個人的には懐疑的です。
ランディングページをフル活用していく為にはしっかりと集客対策をしていく必要があります。
ランディングページに見込み客を連れてくる集客方法
【広告集客】
まず即効性が高く、ランディングページを改良していく為にも書かせない集客方法が「広告集客」です。
広告費を支払う事で、見込み客がいる媒体にランディングページを掲載することができます。
広告集客のメリットは「すぐに結果に繋がる」という点でしょう。
低予算・無料で行う集客方法はコストがほとんどかからないで済むのと引き換えに、ある程度の集客が行えるようになるまでに時間が必要となります。
それと正反対だと言えるのが広告集客です。
お金を支払えば「新発売された商品・サービス」でも「大手の商品・サービス」でも審査などを通過したらすぐに媒体に表示させることが可能です。
【SNS集客】
SNSは手軽にスタートできる集客方法です。
TwitterやInstagramなどに力を入れている通販企業も多いです。
それぞれのサービスによってアプローチできる客層が異なります。
SNSの集客といえば「単純にフォロワーが増えればいい」と思っている方も多いですが、そんな事はなくあくまで「見込み客となり得るユーザー」にアプローチを掛けることが目的となります。
私自身は本格的にSNS運用を行ったことは無い(少し運用にかかわった事はありますが、若干苦手意識があります…笑)ですが、とくにこれからの時代には必要不可欠な集客方法の1つだと言えるでしょう。
【アフィリエイト広告】
アフィリエイターと呼ばれる人たちに集客をしてもらう方法です。
アフィリエイトのメリットは「広告費が成果報酬型」なので、媒体で取り上げてもらう時点では広告費を支払う必要がない事、そして「自社のサービス・商品がアフィリエイターを通して成約したものだけ広告費を支払えばいい」ので売上が無い状態で広告費を支払う必要はないという点です。
アフィリエイト広告のデメリットとしては、第三者の客観的な意見を元に商品・サービスが取り上げられるので自社でコントロールすることが難しい点が挙げられます。
【オウンドメディア集客】
自社メディアに集客をしたうえで、ランディングページに送客する方法です。
極端に分かりやすく説明をするのであれば、アフィリエイターにメディアを作ってもらって集客するのを自社でWEBメディアを制作して集客した上でランディングページに送客します。
その際に注意しなければならないのが、あくまで公平性のある情報を発信する事です。
自社のサービスばかりが有利になる情報を発信すると偏りが出て、ユーザーからの信頼感を失ってしまいます。
ランディングページの集客に適さない手法
【メルマガ集客・LINE集客】
これは扱うサービスによっては、LPの新規顧客獲得の為の集客にも使われているので何とも言えないのですが…メルマガ集客やLINE集客は、新規顧客を得る為の集客方法ではなく既存の顧客に対してアプローチする集客方法の方が適しています。
(私は健康食品・サプリメント系の会社で働いているのでメルマガ・LINEを使って新規顧客集客にはあまり縁がないのですが、情報商材などの無形商品を取り扱う場合は結構集客方法として活用されている場合も多いです)
私が経験したメルマガ・LINE集客は「自社のキャンペーンの告知」などに活用していました。
完全に個人の意見にはなりますが、新規集客を行うというよりはあくまで「お客さんとの関係性を深めるメディア」としての側面が強いです。
そういった意味では新規顧客を獲得する為の方法というより、既存のお客さんの満足度や信頼性を高める為に活用するケースが多いと思います。
【SEO集客】
ランディングページは基本的に画像をベースに作られているので、SEOでの集客は基本的に苦手としています。
サービス立ち上げの初期段階などは、自然検索にひっかかる事もありますが時間が経過するにつれ自然としっかりとコンテンツが作りこまれたサイトなどに押し負けていきます。
SEOで集客したい場合は上記で紹介したオウンドメディアを準備して、別途集客を行う形が適していると思います。
ランディングページは作って終わりではない
ランディングページは作って終わりというものではなく、極論を言うのであれば「永遠により良いランディングページになるように改良を続けていく」必要があります。
その為には、スピード感も大切ですし、自分自身で検証を続けていく必要があります。
なので、初めてランディングページを制作する人・運用する人は外注に丸投げせずに自分自身でランディングページを最低限は触れるようになっておいた方が好ましいと言えるでしょう。
ランディングページは「集客」以外にも「セールス」「WEB制作技術」が必要となります。
最低限のスキル・知識を身に着けておく事で、コンサルタントや広告代理店の言いなりにならずに済むのでしっかりと自分の技術を高めておくことをオススメします。
ランディングページについて学習するなら
当ブログでは「自力で成果のでるランディングページを作れるようになる」ノウハウ・情報を発信しています。
しかし、独学が「効率が悪い」のも事実です。(私も実体験から独学の難しさは身に染みています)
そこで、おすすめしたいのがオンラインスクールです。
オンラインスクールであれば基本的なWebの技術などを満遍なく学ぶ事ができるのでお勧めです。
特にランディングページについても学びたいという方には
「Cucua」「Web食いオンラインスクール」の2つがおすすめです。
この2つのスクールは「サブスク型(月額制)」のオンラインスクールになるため一般的なオンラインスクールと比べて学習費用を抑える事ができます。
また、「一括で受講料を支払う形のスクール」であれば「クリエイターズファクトリー」一択だと言えます。
以下の記事で各スクールの特徴を述べておりますので、ぜひご覧ください。
最短効率で学習を勧めたい方はぜひ検討してみてくださいね。
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